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サッカー日本代表は2010年W杯南アフリカ大会出場を懸けて6月6日、アジア最終予選の
ウズベキスタン戦に臨む。敵地・タシケントでの、この大一番の日本協会公認サポーターツアーが、
発売当日に完売した。最近の観客減少でファン離れが指摘されてきた日本代表だが、
W杯が絡む試合では相変わらず根強い人気に支えられていることが示された。(奥村信哉)
最終予選で現在3勝2分けの日本は、ウズベク戦に勝てばA組2位以内が確定。
06年ドイツ大会に続き開催国以外では1番乗りでの、W杯4大会連続出場が決まる。
この大一番へ向け日本旅行などが発売した公認ツアーは、選手と同じチャーター機で帰国できる特典付き。
とはいえ「0泊3日」の強行軍で、1人16万7000円(燃油サーチャージなど別)と安くもない。
それでも18日に発売されると申し込みが相次ぎ、定員150人分が1時間以内に完売。
キャンセル待ちも発生している状態だ。
犬飼基昭会長の肝いりで最終予選から始まった「選手と同便帰国」のアウェー観戦ツアーは、
昨年のバーレーン、カタール戦は定員の半数も埋まらなかった。しかし、その後のホームでの
豪州戦(2月、日産)バーレーン戦(3月、埼玉)はチケットが前売りで完売。この2試合を1勝1分けで
乗り切り、W杯出場に大きく近づいたことで、ファンの関心がアウェーにも向いたようだ。
付加価値もある。02年日韓大会で開催国の日本は予選免除。06年ドイツ大会出場が決まった北朝鮮戦は、
第三国(タイ)での無観客試合だった。今回の試合でW杯出場が決まれば、決定の瞬間をサポーターが
会場で見届けられるのは1998年フランス大会以来、3大会ぶりとなるのだ。
3大会前、劇的に決めたW杯初出場は、開催地の名を取って「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる。
今回のツアー参加者は「タシケントの歓喜」を味わえるだろうか。
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