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2016年夏季五輪の立候補都市を対象にした国際五輪委員会(IOC)評価委員会の東京視察が終わった。
東京都の石原知事は自公政権をバックとしているので、麻生総理が迎賓館で歓迎レセプションを開くなど大サービスだった。
五輪開催地は、本命がオバマ大統領の故郷シカゴ(米国)、対抗は南米初開催を目指すリオデジャネイロ(ブラジル)といわれ、
東京は穴馬。大穴がマドリード(スペイン)らしい。その理由は、前回の2008年がアジアの北京(中国)、
次の2012年が欧州のロンドン(英国)だから「次はアメリカ大陸だろう」という漠然としたムードだ。
日本は、戦後20年足らずの1964年に東京五輪を成功させ、高度経済成長に乗り奇跡の発展を遂げた。
しかし、その後夏季五輪は、名古屋と大阪が立候補したものの、相次いで決選投票で落選し、どうも相性が悪い。
名古屋では自殺者も出たし、大阪では府市財政破たんが噴き出して坂道を転がり落ちるように都市格が低下した。
招致レースの決着は10月の決選投票だが、何とかこれまでの“日本の負の連鎖”を断ち切って、逆転勝利を果たしてほしい。
そうなれば、150億円といわれる招致費用も安いものだ。もっとも石原知事は、若く見えるが9月で77歳の喜寿を迎える。
現在3期目で10年が経過しているので、2016年東京五輪の開催時には、5期目当選後で84歳ということになる。
いくら元気な知事でも、優秀な補佐役は必要だ。10月に開催地決定してからでは遅い。
今のうちにスポーツだけでなく経済、財政の専門家集団を組織し「来るべきその日」に備えなければならない。
私の勝手な夢だが、ぜひ星野仙一阪神タイガースシニアディレクター(SD)に、副知事級のポストを委嘱して五輪担当になってほしい。
猪瀬直樹氏が副知事になって東京都は見違えるように官僚支配を脱し、よみがえった。
東京五輪を開催するには、今回のIOC評価委員会の現地視察で集まったような元アスリートたちだけではダメだ。
政財界に太いパイプを持ち、スポーツマインド豊かで、プロ球界にリーダーシップを発揮した
星野SDのような実務に精通したカリスマが絶対必要だ。
(続き>>2-5あたりを参照)
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