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先頃警視庁から流出した○暴に関するパソコンデータにも「明記」されていたように、周防氏=暴力団関係者と親しいことは
芸能界のみならず一般社会においても知られている事実であります。そして周防氏自身、そうした「交友関係」を否定する
ことはありませんでした。
芸能界のドンといわれる「立場」であれば「裏社会」の人間と親しくしているという「風評」は決してマイナスとしてでなく、
プラスに働くことを周防氏自身が認識していたからにほかなりません。しかし実際に暴力団関係者と親しくなるということは
「両刀の剣」なのでございます。問題が起きて彼等暴力団関係者に何か頼むということは、一生借りができて返さなければ
ならない「義務」を背負うということを意味します。
もたざる者にとってはそうした「仁義」はないソデは振れないとそれほどの負担になることがなくとも、巨富を貯くわえることに
成功した周防氏にとってはたいへんな重荷となったでありましょう。軋轢が生まれ「事務所にピストルを撃ち込まれる」といった
「騒動」が起きたりしています。裏社会に顔がきく、男を「演出」しその立場を「保持」するためのコストは「安く」はあがらない
のでありました。また美空ひばりと田岡山口組三代目組長との「関係」にみられるように、全国を興行する芸能人の立場からすれば
そうした「力」の「庇護」は「必要悪」といわれてるものでございます。
芸能界のドンといわれる男が「裏社会」の人間との「付きあい」がないでは「仕事」にならないのでございます。
そうした意味からたとえ北野誠氏が周防氏を「暴力団もどき」と悪しざまに言ったにしても、そのことで「激怒」し「芸能界追放」
を指示したとは考えられないのでございます。
周防氏にとって「暴力団関係者と深い付き合い」は勲章であります。「あの人は凄い、恐い、強い」との風聞を言い触らしてくれる
「九官鳥」をドンが「絞め殺す」計算違いをしたとは思えないのでございます。「二刀使い」であることをバらされたから、との
説もあります。