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記事元：関西テイスト味わってみて ＴＢＳ金曜に「ちちんぷいぷい」(毎日新聞)
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毎日放送（大阪市）が制作し、関西地区で月～金の午後２時５５分から放送されている
情報番組「ちちんぷいぷい」が今月から、東京でも金曜日限定で放送を始めた。
同じ在阪局の読売テレビ制作「情報ライブ ミヤネ屋」が昨春、東京で放送を開始し、
視聴率を上げているさなかの東京進出。しかし、毎日放送側に気負いはなく、
番組の雰囲気そのままの自然体で臨む方針だ。【中村一成】
番組は９９年１０月スタート。当時、毎日放送アナウンサーで現在、同社専属パーソナリティーの
角淳一さんを総合司会に、お笑い芸人らがレギュラーを務める。ネタは時事、芸能、料理など
何でもあり。約３時間という長丁場を生かし、本番中に行き場所を決めて中継スタッフが出動するなど
進行は臨機応変。０４年３月には勝ち星のない競走馬「ハルウララ」のレースを関西で唯一生中継する
企画で瞬間最高視聴率１９・９％をはじき出した。
番組は系列局内でも話題に。キー局のＴＢＳにとって、この時間帯はこれまで再放送中心枠。
制作費切り詰めの中、個性的な番組編成をと目をつけたコンテンツが「ぷいぷい」だった。
しかし、「ぷいぷい」の田渕伸一プロデューサーは「あくまで番組の販売」と強調し、
「東京を意識して作りを変え、魂を失うのが一番怖い。まず関西ありきで『よろしければ
関東の人も見てください』でいく」と語る。水～金担当の西靖アナウンサーも「『水臭くなった』と
いわれては元も子もない」。レギュラー陣も「関西から関東に行った人が懐かしく見てくれればいい」
（ハイヒール・リンゴさん）「東京を意識してグチャグチャになるのは最悪」（トミーズ健さん）。
>>2以降に続く