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グレン・ハリスは目立ちたがり屋だ。
彼は今、野球をすることで目立っているのだが、そのことは、
アメリカ合衆国の国民的娯楽が、都会の中心部でどういう状態にあるのかを物語っている。
ペース・アカデミーの野球チームで新人キャッチャーを務めるグレン少年はこのように言う。
「僕の友人たちの大半は、バスケットボールをしているんだ。
みんな野球は退屈だと思っている。」
大きな問題となっているのが、実際に野球に触れることのできる機会が乏しい環境だ。
「我々のホームグラウンドは、元々は他所のチームのホームグラウンドでした。
イニングの合間にキャッチャーの装備一式を相手チームと交換して試合をしたことも
何回かありました。キャッチャーの装備は1チーム分しかありませんでしたから。」
グレンの父で、長きに渡って、少年野球チーム「イーストアトランタ・ジャケッツ」
の支援者であり、コーチも務めていたアレックス・ハリス氏は語る。
現在、ハリス氏は、ターナー・フィールドからそう遠くないプライアー・ストリート
にあるアトランタ・ブレーブスの野球アカデミーでコーチを務めている。
同アカデミーは綺麗に整備された4つのグラウンドを保有しているが、
ハリス氏はその中の1つのグラウンドで指導を担当している。
その野球アカデミーは豪勢な施設を持っているが、それはMLB機構が
取り組んでいるRBI(Reviving Baseball in Inner Cities)プログラムの
一環として、ブレーブスから投資されたものだ。RBIプログラムとは、
都心部に住む若者が野球への関心を取り戻すように、MLBが
BGCA(Boys & Girls Clubs of America)と協力して取り組んでいる事業である。
(続きは>>2-5あたりを参照)
ソース:Atlanta Journal Constitution(英語) (04/15)
URLリンク(www.ajc.com)
※記者が英文記事を全訳