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(>>3の続き)
「我々は彼らに金銭は一切要求しません、そしてターナー・フィールドで行われる
ブレーブスのゲームに、年間約60回観戦に連れて行きます。子供には、早い年齢の
うちから野球を始めさせる必要がある。高校に入学してからでは、遅いんです。」
メトロアトランタ(アトランタ中心部)のBGCAの下でクラブチームの会計担当を務める
エリック・オズボーン氏はそう語る。
アレックス・ハリス氏は変化を感じ取ったという。
「以前は、闇雲に道端の子供たちを野球に取り組もうとしているだけでした。
真の意味での指導や、工夫は何もありませんでした。」
グレン少年は、ペース・アカデミーから奨学金を受け取っている。
しかし、まだシステムが整備されていなかった5年前であれば、
とてもそこで野球をプレーできるまで上達することはなかっただろう。
グレン少年は、ターナー・フィールドで行われる試合には、ハリス氏の案内の下で
ほぼ毎回観戦に訪れ、試合のニュアンスを吸収している。
野手がどのようにポジション取りをするのか、そして、彼のお気に入りの選手である
ブライアン・マッキャン捕手が、どのように配球を行っているかをチェックする。
グレン少年は、自身の将来について、このように語っている。
「カレッジベースボールでも、プレーを続けたい。
そして、いつの日か指導者となって、野球の発展に力を貸せたらいいね。」
(了)