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ラジオ番組での問題発言が発端になりタレント廃業危機のガケっぷちに立たされているタレントの北野誠(50)。
所属事務所の「松竹芸能」はレギュラー番組を順次降板させ、無期限謹慎処分を発表。
関係役員・社員についても社内規定に基づき懲戒処分とした。
しかし、北野のこれまでの数えきれない暴言・失言でターゲットにされたタレントたちの事務所は怒り心頭。
騒動は北野と同じ事務所のほかのタレントにも波及しかねない状況だ。
「北野の事務所関係者は、北野が“口撃”したタレントの所属事務所へのおわびに追われる日々のようですが
全く聞き入れてもらえない状態。北野以外の所属タレントの仕事にも悪影響を及ぼしそうです」(民放バラエティー番組関係者)
騒動の発端となったのは、北野がパーソナリティーを務めていた大阪ABCラジオの番組
「誠のサイキック青年団」での問題発言。本来、3月29日が最終回の予定だったが、同月8日に前倒しで突然、
放送が打ち切られた。
「今回の件に直接つながる発言が何なのかは、局内にかん口令が敷かれているので漏れ伝わってこない。
ただ、過去にさかのぼり北野の過激トークで取り上げられたタレントは数多い。最近では、とある女性タレントと暴力団関係者の
つながりを番組内で口に出したり、ある離婚の情報がマスコミに流れたのはある事務所の差し金と言ったりした。
それに加え、麻生首相批判や、某宗教団体への発言で局に抗議メール・電話が殺到し番組を続けるのが難しくなったようだ」(同)
以前、表ざたになったトラブルでは、93年に同番組内で歌手の山本リンダのヘアヌード写真集を
こき下ろした一件がよく知られている。名誉毀損で1億円の損害賠償を求められ謝罪会見を行った。
しかし今までの問題発言の“ツケ”でとうとうタレント生命の危機に追い込まれたようだ。
「北野にネタにされたタレントの事務所が怒っている理由は、北野が事務所の目の届く東京のレギュラー番組では
控えめな発言をするのに、事務所の目の届かない関西ローカル番組、特にラジオで過激な発言を連発していたから。
これまで、北野の所属事務所に対してかなりの抗議が寄せられていた」(芸能プロダクション幹部)
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