09/04/15 09:08:09 0
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セルビアのメディアによると、同国の名門クラブであるレッドスター・ベオグラードは、
チームを“脱出”しようとした２人の選手を寸前に空港で引き留めた。
レッドスターでは数カ月前から選手への給与未払いが続いており、ガーナ出身の
ムハマド・アワール＝イサーと南アフリカ出身のベルナルド・パーカーの２選手は１２日夜、
クラブ関係者に通知しないままセルビアからの脱出を図った。
しかし、同クラブのダン・ターナ会長と幹部が逃亡の情報をつかんで空港へ出向き、
２人が飛行機に乗り込む寸前に連れ戻したという。まるで映画のワンシーンのようだが、
その後、幹部がベオグラードにとどまるよう懸命に説得した結果、未払い分の給与を
早急に支払うことを条件に２人はこれに応じたという。
同クラブの給与未払い問題は選手の生活に深刻な影響をもたらしており、先日もチームの
主力選手であるスロベニア国籍のＭＦミルネス・シシッチが、家賃を支払えずに大家から
退去を命じられたばかり。かつてヨーロッパチャンピオンにも輝いた東欧の名門クラブは、
傘下の選手への食費補助も打ち切るなど財政難に苦しんでおり、若い育成選手の中には
ジュースやサンドイッチを買う金すらない者もいるという。
一方、ターナ会長は「それは事実ではない。空腹に苦しむものなどいない」とこのうわさを否定。
それどころか、「むしろ空腹になった方がより必死に走っていいんじゃないか」と軽口をたたき、
集まったメディア担当者をあきれさせた。
>>2以降に続きます。
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