09/04/15 01:49:31 0
(>>1の続き)
横浜の大矢監督のように、巨人に手も足も出ずに3連敗を食らいながら、「いいね、
巨人は戦力があって。うらやましい」と指をくわえて見ているだけの監督もいるんだから、
ペナントレースが盛り上がるわけがない。
評論家の堀本律雄氏がこう言う。
「巨人にだって付け入るスキがないわけじゃない。内海、グライシンガーの2本柱はともかく、
ほかの先発投手は経験も浅く実績も乏しい。だから、12日の阪神戦でいきなり高橋尚が
中4日で先発するなんてことになる。先発をムリに回せば、中継ぎ陣がそのあおりを食います。
負け試合、勝ち試合に関係なくつぎ込まれている山口、越智が果たして最後まで持つのか。
クルーンとM・中村のリリーフ陣に安定感、安心感がないだけに、彼らは前から後ろからの
影響を受けますよ」
現に9試合を消化し、巨人の先発はまだ完投がゼロ。山口、豊田はすでに6試合に登板し、
M・中村、クルーン、越智は5試合に投げている。12球団最多の1試合平均4.78人の
投手を起用している巨人も、実は台所事情は苦しいのだ。
「横浜も阪神も自滅でそんな巨人を助けている。これじゃ、巨人はラクですよ。他球団が
いま一度、分析し対策を立て直さないと、巨人の不安が表面化する前にペナントレースが
終わってしまいます」(堀本氏)
他球団が意地を見せなきゃ、WBC効果も泡と消える。
(了)