09/04/14 22:51:33 hz3p3ZlBO
>>99
Le retour des numeros dix (FIFAフランス語版 英語版とは少し内容が異なる)
「背番号10の帰還」
「このFIFA主催第1回U-17女子W杯は、すべてのサッカー愛好家に数多くのいい想い出を残すだろう。
観客でいっぱいのスタジアム、華々しいゴールと全体的に素晴らしいレベルのプレイは、期待をはるかにこえるものであった。
同様に、この大会は、背番号10番たちの帰還を前面に際立たせた大会として残るであろう。
この事実を確信するには、日本の岩渕真奈とドイツのDzsenifer Marozsanが優位を占める、個人賞のリストを見れば十分である。
金・銀・銅受賞者 金賞:岩渕真奈(日本)
銀賞:Dzsenifer Marozsan(ドイツ)
銅賞:Kristie Mewis(アメリカ)
ニュージーランドの観客と日本の司令塔との美しい愛の物語は、つかの間しか続かなかった。
しかし、わずか三試合で、岩渕真奈はその計り知れない才能を証明した。
弱冠15歳の若きMFは、多くのより百戦錬磨の選手がうらやむしかないほどの、試合の読みと生まれもった才能をすでに持っている。
ジェラール・セルジャン(フランス監督)は、アメリカ戦での日本の勝利(3対2)を目撃した後、
岩渕選手を「未来の女子サッカーのスター」として称賛したが、彼は間違っていなかった。
若き女性チャンピオンは、数日後、フランス監督の印象を証明する責任を負うことになり、
フランスに対する日本チームのはっきりとした成功(7対1)に貢献した。
若き「なでしこ」のリーグ戦の第三戦の最終戦で休息をとった岩渕選手は、残念ながら、準々決勝のイングランド戦で、PK戦による敗北の後、トーナメントに別れを告げなければならなかった。
そのあと、岩渕選手の不在が残酷なほど痛感させられたのだが、ニュージーランドの記者たちは、
岩渕選手の才能に対して最後の賛辞をおくりたいと望み、彼女にMVPを贈ったのだ。
日本の司令塔を絶賛するという選択は、シルヴィー・ベリヴォーから、特に好意的な反応を受けた。
FIFAの技術研究グループの責任者(ベリヴォー)は、「岩渕選手はたぐいまれな選手だ」と強調する。
「彼女のボールでのアピール、試合展開の読み、移動の動きや先を予測する感覚は、 その年代の他の女子よりはるかに抜きんでている」