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日本クレー射撃協会の、前年度までの体制に反対する理事らが、前会長の麻生太郎首相を事実上更迭
した新執行部を発足させ、10日に初の理事会を開いた。
同協会は先月末、新年度の役員改選の総会を開いたが、麻生会長の再選案が否決される可能性が出てきたため、
議長の太田豊秋会長代行が継続審議を宣言して散会させた。
これに反発した反対派が引き続き総会を取り仕切り、京都府協会の平井一三会長を新会長とする新役員人事案を可決。
4月以降は、不在だった専務理事職にも広島県協会の福城一信会長を据えた。
平井氏らは「日本オリンピック委員会や日本体育協会にも説明し、理解を求めたい」としている。
一方、前年度の執行部は、3月31日付で各地方協会等に対して「役員改選が整うまでの間、引き続き現役員が
協会運営にあたる」という通達を出している。
(2009年4月10日18時28分 読売新聞)
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