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大分トリニータはJ1リーグ第1節名古屋戦(3月7日)、ナビスコ杯大宮戦(同29日)で
複数の選手が審判に詰め寄ったとして、Jリーグから計100万円の罰金を科された。
強化部は「規則を守ることは大原則」と、選手会(西川周作会長)と改善策の話し合いを始めている。
日本サッカー協会は2008年9月に規定を改正。「複数の選手らが審判に集団で詰め寄り、
脅しをかけるような言葉や態度、見苦しい抗議を執拗(しつよう)に繰り返す」「1試合で5人以上の
選手らが警告、退場」の2ケースは、J1で各50万円の罰金をチームに科している。
大分は名古屋戦でMF高橋大輔、大宮戦でMF藤田義明が退場した際、「取り囲み」があった
とされる。規律・フェアプレー委員会がビデオを見て判断した。2日にはシャムスカ監督、
原靖強化部長がJリーグから呼び出され「(ナビスコ杯を含め)リーグ第3節までで退場者3人は多い。
選手にどういう指導をしているのか」と厳重注意を受けた。
G大阪の西野朗監督がリーグ第3節京都戦(3月22日)でPKの判定に激怒するなど、判定に
関する問題は尽きない。審判の資質向上が求められる一方、チームとしては審判の“癖”を見抜き、
賢くプレーする方法もある。抗議はしていなくとも、複数の選手が審判の周りに集まれば
「詰め寄った」とされるケースも起こり得る。
大分は昨季、警告などによる反則金がリーグでワースト3の80万円だった。原部長は「選手の
気持ちになれば、困惑する部分もある。しかし、規則には従わねば。自制心を持つよう、
選手の教育を徹底したい」と話している。
大分合同新聞:URLリンク(www.oita-press.co.jp)