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“ミスターデンジャー”松永光弘が２日午後２時頃、銃刀法違反の疑いで警察に連行された。自宅のある
東京・墨田区内で警官の職務質問を受けたところ、自家用車の中からプロレス用の凶器として使用している
サーベルやバールなどが見つかり、そのまま本所署に連行された。取り調べ室で松永は「すべてプロレスに
使ってます」と必死に説明して５～６時間後に釈放されたという。
夜、同区内で経営するステーキ屋に戻ってきた松永は「試合では、その場で周りのリクエストに応えて
凶器を出すということもあるから、凶器はいつも車に入れている。トランクを開けると凶器が出るわ、出るわで、
そのまま警察行き。ただ商売柄というか、これで警察にしょっ引かれても、しょうがないとしか言いようがない」
と複雑な表情で語った。
銃刀法は今年１月５日にダガーナイフなどの所持が禁止になるなど、厳しくなっている。「法の改正で
サーベルも先がとがっているともうダメらしい。これからどうすればいいのか・・・。凶器を使うレスラーの
皆さんは十分注意してください」と訴える松永。極悪レスラーには肩身の狭い、物騒な世の中になってきた。
（東京スポーツ ４月４日（土）販売号より）