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プロ野球が三日に開幕する。今年は日本テレビの巨人戦中継数が減少、また、週末の
デーゲームが増える。それらの影響で、野球中継を売りにするＣＳ放送、ラジオの戦略、
編成にも変化の波が…。野球を伝えるメディア側の話題を集めてみた。 （宮崎美紀子）
◆スカパー！
セ・パ両リーグをくまなく中継する「スカパー！」。毎年この時期に新しいＣＭを作るが、
今年は、巨人戦のＣＭを関西で、阪神戦のＣＭを関東で重点的に流す初の“逆エリア”
プロモーションを行う。従来の球団別ＣＭは、ソフトバンクが九州、日本ハムが北海道と、
巨人以外は地元限定で流していた。
阪神一色と思われがちな関西には、野球熱が高い土地柄もあって実は巨人ファンも多い。
ところが地上波の巨人戦は年々減り、それすら阪神戦に差し替えられてしまうことがある。
一方、阪神は今や全国区の人気球団。そこで昨年までは関西地区限定だった阪神のＣＭを、
今年は全国で展開。さらに、関東在住の関西出身者を意識して、
「関東でも阪神タイガース公式戦全試合中継」と訴える関東向けバージョンも用意した。
関西の巨人ファン、関東の阪神ファン。「この両者への訴求は大きなチャンスになる」（スカパー！広告宣伝部）
（つづく）
ソース：URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)