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「X-MEN」シリーズのスピンオフとして製作されたヒュー・ジャックマン主演の映画
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」。米国では5月1日から、日本では8月下旬からの公開が予定されているが、
3月31日夜に同作の映像がネットに流出したことが判明、大きな騒動へと発展している。
流出したのは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の全編映像。映画館や試写室などで
上映された映像をビデオカメラで“盗撮”したような劣化映像ではなく、高品質の映像だという。
ただ、20世紀フォックスは流出映像を「完全なものではない」初期バージョンだとしている。
実際に劇場公開されるものとは、カット数や音楽、映像の明るさなどが異なるようだ。
まだ流出の経緯は明らかになっていないが、高品質の映像ということからも、
20世紀フォックス内部関係者か外部のメーカー関係者の可能性が高い。
現在、流出源を特定するべく、FBIやアメリカ映画業協会(MPAA)が調査に乗り出している段階だ。
劇場公開前の作品がネットに流出した例は、2003年の「ハルク」や2005年の
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」が有名。また、劇場公開後に映画館で
“盗撮”された映像を含めれば、映画のネット流出例は枚挙にいとまがない。
ネットへの流出は権利侵害というだけでなく、興行成績にも影響を与え、
さらにDVD/Blu-rayなどの売り上げにも大きな打撃を与える可能性もある。
映画業界にとっては死活問題になりかねないだけに、本腰を入れて撲滅・対策に
乗り出してはいるが、一度流出してしまうとコピーにコピーを重ねられてしまうため、
完全に削除することは難しい。現状では流出前に食い止める以外に方法がなく、頭の痛い問題だ。
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