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楽天が、横浜球団の親会社であるTBS株を19%強保有し、筆頭株主となっていた状態は、
事実上、楽天球団と横浜球団の2つの経営に関与していることになり、
弁護士でもある根来泰周・前コミッショナーは野球協約違反だと指摘していた。
今回、楽天がTBSの全株を売却することで、問題は解消される。
「TBSは横浜の球団経営にあまり熱心でないが、球団を持っていてよかったじゃないか。
野球協約違反だとか騒いでもらったことで、(買収されずに)助かった面があったのは事実だろう。
球団に救われたんじゃないのか」。辛口の球界関係者がこう言い切る。
TBSが横浜球団を持っていて助かった半面、「今度は、楽天の
球団経営が危うくなるのでは-」と球界関係者が危ぐを抱いているのだ。
それでなくとも、100年に一度の世界的な経済危機に見舞われている
世の中。日銀が1日に発表した3月の短観でも、過去最悪の指数が並んだ。
別表の通り、不況の影響をモロに受ける企業スポーツは、廃部、撤退と次々と切り捨てられている。
「日本プロ野球界も影響を受けないワケはない」と球界首脳が深刻な
危機感を覚えているご時世だ。TBSの買収に失敗、大損する楽天が
球団経営に悪影響を受ける恐れは十分にある。球界に危機感が漂うのも無理はない。
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