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日本が見事二連覇を達成して、盛大な盛り上がりをみせたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
しかし、“野球の世界一はやっぱり日本だった!”と諸手を挙げて喜んでいる人ばかりではない。
“なんか変だったよねぇ…”と、WBCのあり方に苦言を述べる人も少なくないのだ。
もっとも多かった意見は、アメリカ主導が行きすぎているといったもの。
「日本対アメリカで、アメリカ側の審判が3人も。そりゃねぇよ」
「ケガを避けるための投球イニング制限とか、急に何のルールだよ。こりゃ野球か!?」
「対戦の組み合わせがきな臭いです。キューバ、韓国、日本のつぶし合いの図式ですよね」
などなどルール設定から対戦の組み合わせにいたるまで、不審な点が多々感じられるというのだ。
しかし、独自のルールなどを作ってはみたものの、アメリカは準決勝で敗退。
これは、主力メジャーリーガーの相次ぐ出場辞退が原因と思われる。
「本気のアメリカが出てない大会でしょ。世界一と言われても萎えるわ」
「リーもハワードも辞退でしょ。ドリームチームにはほど遠いな」
また、WBCに熱を上げていたのが日本と韓国だけだという話題にも哀愁が漂う。
「中継で外野席が映ったときのさみしさよ。ガラガラもいいとこ」
「アメリカでWBCは嫌がられているらしい。シーズンに影響が出たらどうするんだ、と」
韓国と5度にわたって対戦が組まれたことに関しても、
「韓国と5度も対戦ってw。組み合わせなんとかしろよ!」
「韓国もう嫌。WBCでまた溝が深まってしまいましたね」
「ほかの国じゃ盛り上がってないんだから、最初から日韓戦でいいよ、もう…」
など、イチローが「街で昔の彼女に会っちゃう感じ」と表現した国との対戦は、
盛り上がると同時に、関わり合うのがめんどくさい、といった感情を呼び起こしたよう。
野球の発祥の国であり、ホスト国でもあるアメリカが優勝しなければ、
今後の存続が危ういと言われるWBC。日本にしても連覇こそうれしいものの、
これで次の大会でメジャーリーグに支払う放映権などが上がるとなれば、
喜んでばかりもいられないのかも。(井上晶夫)
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