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フィギュアスケートの世界選手権は、韓国のキム・ヨナ選手が初の「200点超え」を果たし、
圧倒的な強さで優勝を果たした。一方、日本勢は安藤美姫選手が3位に入賞したものの、
連覇が期待されていた浅田真央選手は4位に終わった。大会前には、キム選手が
「日本選手に妨害された」と韓国の民放に報じられるなど日本選手バッシングが絶えなかった。
だが、大会後の韓国マスコミは一変。キム選手の優勝に「大はしゃぎ」といった様子で、浅田選手の扱いはきわめて控えめだ。
大会前は、韓国マスコミの中でも「日本選手バッシング」が行われていたが、大会が
終わってみると、様相は一変。「『新女帝』の誕生、世界が起立拍手」(東亜日報)
「世界メディアが絶賛」(朝鮮日報)
などとキム選手を称える記事で埋め尽くされ、浅田選手については、結果を淡々と伝える
程度にとどまった。
日本側の世論についても、朝鮮日報が「日本のネットユーザーらの書き込みには
『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のリベンジをされた』
『憎くても認めるべきものは認めよう』という反応もあった」
と紹介するぐらいで、日韓の「ピリピリムード」は、すっかり影をひそめてしまった形だ。
祝賀ムードにわく韓国側と対照的なのが、日本側だ。
2位に入賞した安藤美姫選手のコーチを務めるニコライ・モロゾフ氏は、
試合後にスケート連盟への批判を展開。
「連盟の一部の人が選手に口出ししすぎる。大抵それは的はずれで、自分の力を誇示したいだけ」
「きょうの真央にも同じことが起きた。この状況が続けば来年、日本はメダルなしだ!」
などと、浅田選手の不振の背景には、連盟側の不当な介入があることを示唆したのだ。
2010年の冬季五輪でのメダルが期待される浅田・安藤両選手だが、日本側には、
今後も様々な火種がくすぶっていると言えそうだ。
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