09/03/30 20:40:01 0
バレンシアは選手に給料が払えないだけでなく、新メスタージャスタジアムの建設工賃も収められず、
先日はブラジルのインテルナシオナルからGKレナンの移籍金が期日を過ぎても入金されないと文句を言われた。
総額4億5000万ユーロ(約600億円)を越える債務を抱えながら、今シーズンを
乗り切るために更なる借り入れを必要とし、現在クラブの代表が東奔西走中。
担保になるのは現スタジアムの跡地と来季のテレビ放映権収入、あとは高値で売れる
ビジャとシルバの身の代ぐらい。そこで破産法適用の噂が流れ、今季終了後の放出(売却)
選手リストが作られ……。
こんな環境でサッカーに集中するのは難しい。選手のモチベーションは、
下がりこそすれ高まることはない。
「頭の中では色んな思いが駆けめぐっている」とMFホアキンは言っている。
チームにとって、母体であるクラブの安定と平穏は重要だ。
バレンシアもクラブさえ落ち着けば、はっきり持ち直すような気がする。難しくはあるけれど、
来季のチャンピオンズリーグ出場権だってまだ狙えるだろう。
だが、漏れ伝わってくる話を聞くと、見通しは明るくない。というより、全く先が見えない。
リーガの財政面を研究しているバルセロナ大学経済財政学のある教授は、
今季終了後、1部の5、6クラブが破産法の適用を求めると予想している。バレンシアはもちろん
第一候補である。この教授はまた「選手への給料未払いで、2部に降格させられるところも
出てくるだろう」と言う。いまのままでは、バレンシアは、こちらの有力候補にもなってしまう。
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