09/03/30 17:14:15 0
「巨人戦に関しては全国中継権を持っていますが、日本ハム戦は北海道ローカルの
放映権でしかないのです。札幌テレビで日本ハム戦と巨人戦を2元中継することは
可能ですが、関東で日本ハム戦を生放送することはできない。巨人戦の中継中、
(ダルvs岩隈対決は)長めのダイジェスト映像を流して対応することになると思います」
5000万円から1億円単位の全国中継に対し、ローカル放送の放映権料は“1ケタ違う”というだけに、
おいそれと変更することはできないという。同関係者は「ウチは読売グループであり、
巨人戦の価値が最も高いものと考えています」と強調するが、何とも皮肉な巡り合わせだ。
WBCが記録的な視聴率を弾き出してから、日テレは旗色が悪い。読売新聞社が
東京ラウンドを興行しながら、同じグループで優先権があった日テレは10億円とも
いわれる高額な放映権料に二の足を踏んで早々に退散。その一方で東京ラウンドはテレビ朝日、
米国ラウンドはTBSが放送し、連日30~40%のウハウハの高視聴率を稼いだ。
27日の「読売巨人軍激励会-燦燦会総会-」では、あいさつに立った渡辺会長が「(WBCは)劇的だった。
日本テレビは放映しなかったが、どういうことなのか見当のつかないことばかり」と
追撃したのだ。
これを受ける形で乾杯のあいさつを務めた日本テレビ・氏家斉一郎取締役会議長(82)は、
さすがに表情を硬くし、「懐具合の関係もあってWBCは放映できなかったが、
いい所は(ダイジェストで)全部放映している」と話し、あわただしく会場をあとにした。
渡辺会長と氏家議長といえば、長年の盟友で、読売グループの2大総帥だが、
WBCをめぐってすきま風が吹き抜けた。