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22日に開催された「東京マラソン2009」のテレビ中継はとにかくひどかった。
中継を担当したのはフジテレビで、朝9時から夕方4時25分までお祭り騒ぎを繰り広げた。
同局の「ジャンクSPORTS」の司会を務めるダウンタウン・浜田雅功がメーンMCだった
「第2部」は、バラエティー化に拍車がかかり、番組を盛り上げる企画で、古田敦也、金村義明、
片山右京、本田泰人夫妻、魔裟斗、須藤元気といった新旧スポーツ選手がフルマラソンに挑戦。
「チーム吉本」としてワッキー、たむけん、エド・はるみ、河本準一なども出走し、石原慎太郎都知事と
一緒になって“五輪招致の大合唱”。カメラはタレントの様子を追いかけ回し、走り終えると
スタジオに招いて、浜田との掛け合いをタレ流した。
「去年の大会を中継した日本テレビが20.6%の視聴率を取っただけに、フジは盛り上げようと
必死でした。直前まで“完走どころか命も危ない”といわれていた曙太郎を走らせようとしていたし、
夜7時からは『ジャンク―』の2時間特番を放送し、再びマラソンに挑戦したタレントを出演させました」(テレビ関係者)
松村邦洋(41)もこうしたバラエティー化の“犠牲者”だ。松村は東京MXテレビの番組企画で
マラソンに参加したが、走行中に意識不明になって倒れ、病院に緊急搬送された。
一命は取り留めたが、急性心筋梗塞による心室細動が原因だったというから、危機一髪だった。
だが、視聴者はバラエティー化にうんざりしている。
第1部は視聴率15.0%、第2部は10.1%で不発に終わった。
「視聴者はスポーツ番組のバラエティー化なんて求めてはいないのです」と、作家の吉川潮氏はこう続ける。
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