09/03/28 07:12:01 0
第2回WBCは、日本の2連覇達成で幕を閉じた。今大会5度目の対戦
となった韓国との決勝戦は、その球場の雰囲気、試合内容の密度の濃さと、
どれをとっても国際大会に相応しいものだった。3年前の第1回大会を上回る
観客動員数を記録し、決勝戦の大会史上初となる5万人を超えるファンが
ドジャー・スタジアムに集まった。まさに最高のフィナーレを飾ったわけだが、
どうしても自分の中では、「終わりよければすべてよし」と割り切ることができないのだ。
今や日本国中がすっかり祝勝ムードに浸っている最中に水を差すようで恐縮
なのだが、連日報道されているように、日本は本当に“世界一”になったのだろうか?
確かに、今大会でチームとして最も完成度が高かった韓国に3勝2敗と勝ち越し、
キューバにも連勝した。自分も間違いなく参加チーム中“最強”の戦いをしたと
実感している。しかしそれは、あくまでWBCという舞台での現実なのだ。結局
第2回大会の取材を通じて感じたことは、WBCが国際大会というのは名ばかりで、
あくまでもMLBの国内収益イベントであるという本質の部分を垣間見てしまったからだ。
すでに2連覇達成直後から日本でも様々な批判が出ているように、まだ2回しか実施
されていないWBCの問題点を指摘すれば枚挙にいとまがないだろう。だが自分が
指摘したいのは、その根幹から国際大会とはかけ離れているのではないかということだ。
(つづく)
ソース:URLリンク(number.goo.ne.jp)
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