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ミスター、原監督を絶賛!「ONに近づいた」
巨人の激励会・燦燦(さんさん)会総会が27日、都内のホテルで開かれ、
長嶋茂雄・巨人終身名誉監督(73)がWBCで日本代表を連覇に導いた原辰徳監督(50)を
「ON(王、長嶋)に相当近づいてきた」と絶賛した。
ミスターのお墨付きをもらった指揮官は、28日のロッテとのオープン戦から巨人監督としてグラウンドに復帰する。
日本代表を世界の頂点に導いた原監督が、より一層の風格を備えて巨人に合流した。
27日の激励会・燦燦会総会で財界のトップたちから祝福された指揮官は、決意も新たに言い切った。
「ペナントレースでも命がけで戦います。次は巨人の(リーグ)3連覇への挑戦です。
去年に満足することなく、最初から突っ走っていきたい」
激励に訪れた長嶋氏もWBCでのさい配を絶賛した。
滝鼻卓雄オーナーと言葉を交わした際、同オーナーが「ONに少し近づいてきましたか?」と水を向けると、
「少しではありません。相当近づきましたよ」と答えたという。
それほどWBCでのさい配、用兵は際立っていた。準決勝以降はダルビッシュ(日本ハム)を抑えで起用し、
不調のイチロー(マリナーズ)への信頼は揺らぐことがなく決勝の韓国戦で決勝打を引き出した。
原監督こそ、長らく球界を牽引してきたONの後を引き継ぎ、今後の野球界を背負って立つ存在と、お墨付きを与えたわけだ。
渡辺恒雄球団会長の評価も変わった。
原監督は前日26日の同会長への優勝報告で、ねぎらいの言葉をもらったことを明かした。
「久しぶりにご機嫌で、いつも苦言をいただくのですが、ほめていただきました。
これを活力にして、新たなスタートを切りたい」
世界一の金看板を背負った指揮官は、28日のロッテ戦から再出発する。
「あのイチローでも最後に安打を打つまでは、ほとんど打てなかった。
我慢も大事なんです。いいスタートを切らなくても少し我慢してもらえれば、必ず結果を出します」。
表情には余裕と風格がにじみ出ていた。
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