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東京ドーム内の野球博物館で26日、第2回WBC優勝トロフィーと決勝のウイニングボールの
展示が始まった。そこでの公開は4月2日までで、その後、トロフィーは12球団の各球場を
巡回する予定だが、これにサムライ・ジャパンに唯一、選手派遣ゼロの中日の選手たちが
浮かぬ顔だ。
ある選手は「あれだけ日本中がWBC優勝に盛り上がったなかでウチの選手だけがいなかったのは
正直、肩身の狭い思いがある。選手では何も貢献できなかったのにトロフィーだけナゴヤドームに
展示するというのはちょっとね・・・」と打ち明ける。別の選手も「ウチはWBC日本代表候補に
選ばれた(5選手)全員が辞退したし、やっぱりトロフィーの展示も辞退した方がいいのかも
しれない。やっぱり気まずい思いもある」と吐露するのだ。
中日・西脇紀人球団代表は「トロフィーは普通に受け取って展示することになると思います。
こっちとしては(日本代表に小山良男)ブルペンキャッチャーも出しているし、何度も言っている
ようにボイコットを選手に強要したわけじゃありませんから」と話す。しかし、中日ナインに
してみれば、一刻も早く第2回WBCのことは忘れたいのが本音ということだろう。何とも複雑な
思いがオレ竜内には渦巻いている。
(東京スポーツ 3月28日(土)販売号より)