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凱旋帰国したWBC日本代表の最年長、日本ハム・稲葉篤紀外野手(36)が25日、この1カ月の共闘で
マリナーズ・イチロー外野手(35)と深めた絆について語った。
稲葉はイチローとは同郷で、同じバッティングセンターに通った旧知の仲だが、同じユニホームを着る
のは今回が初めて。大会当初、なかなか打撃の調子が上がらないイチローに対し、チーム内には腫れ
物に触るような雰囲気があった。年上の稲葉といえども孤高の天才に気兼ねして、「最初はどう声をかけ
ていいかと。凡打の後に声をかけられたくない選手もいるし」と遠慮もあった。
それでも、ベンチに引きあげてきたイチローを稲葉が「次、次」と励ますと、イチローはしっかりうなずいて
みせた。「素直に目を見て言うことに応えてくれた。声をかけてもらうのがうれしいんだろうなと分かって、
そこからはどんどん声をかけました」。逆に「イチロー君が調子の悪い中でもみんなに声をかけて、ああ
いうのはいいなと思った」とも。
かくしてイチローが不振で孤立感を深めることなく、他の選手が補う流れができあがっていった。19日
のキューバ戦でイチローが犠打を失敗した際、1人で抱え込まずに「すいません。オレの責任です。心が
折れそうだ。みんな、何とかつないでくれ」と周囲にすがれる空気が、侍ジャパンのベンチにはあった。
そして最後はイチローによるV打に結晶。大会を終えて稲葉はイチローと2人、「1日1日(チームが)強く
なってV2。すごいことを達成したな」としみじみ語り合ったという。
最年長のサムライとして、周囲への温かい配慮を絶やさない稲葉を選んだのは、原監督の大ファイン
プレーだった。
ソース
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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