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日本の2回連続優勝で幕を閉じたWBC、今回は、なぜ「本命」アメリカが弱かったのか、その理由について論じる。
まず、第一の理由は、アメリカの選手・ファンにとって、WBCは「何が何でも勝たなければならない」イベントでは
なかったことにある。では、当地の選手・ファンにとって一番大切な目標は何かというと、「所属(あるいは贔屓)チーム
のプレーオフ進出、しいてはワールドシリーズ優勝」であるのは言うまでもない。もし、WBCに出場することがプレー
オフ進出・ワールドシリーズ優勝という最大の目標を達成することの助けになるのであれば、選手もファンももっと熱心
になるはずなのだが、現実は、まったく正反対に、WBCは最大目標達成の「妨げ」になると考えられているために、選手
もファンも盛り上がらないのである。
たとえば、今オフ、巨額FA契約を締結することに成功したマーク・テシェラ、C・C・サバシア、A・J・バーネット、デレク・
ロウ…といった面々、いずれも例外なくWBC出場を「辞退」した。レギュラーシーズン優勝に貢献することを期待されて
高額の給料をもらうことになったのに、WBCに出て怪我でもしたら、ファンにもオーナーにも申し訳が立たないからである。
また、米国チームに自ら志願して参加したダスティン・ペドロイア、ケビン・ユーキリスにしても、数日休んだらすぐプレー
できるような軽微な怪我でさっさとチームを離脱してしまったが、それもこれも、「WBCに出たせいでレギュラーシーズン
に悪影響を及ぼす」事態を恐れたからに他ならない。ユーキリスが抜けた後、米国チームは、ついに一塁手の代わりを
見つけることができなかったが、この一事を見ても、いかにWBCが選手達から忌避されているかがわかるだろう。
(>>2以降に続く)
ソース
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アメリカチームの主将を務めたジーターだったが、ベスト4という結果に終わった
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