09/03/24 17:57:41 0
(>>1の続き)
【テレ朝20億、TBSは「もっと」 ジャパンマネーガッポリ】
確かに2次ラウンドのグループ1、2位決定戦の日本代表Vs韓国戦は、日本では40%を
超える視聴率(ビデオリサーチ調べ)を記録している。が、一番喜んでいるのはテレビ局
よりも、どういう結果になろうと莫大なジャパンマネーが転がり込んできたMLBだ。
テレビ局関係者が舞台裏を明かす。
「東京(1次)ラウンドを中継したテレビ朝日が15億円とも20億円ともいわれる放映権料を
支払っている。米国(2次)ラウンドを放送しているTBSは当然それよりも高い放映権料
でしょう。今回は敗者復活戦のあるダブルエリミネーション方式で、いつ日本代表が
出てくるかわからないために、あらゆるケースを想定して放映権を買わなければいけない
から、高い買い物になった。結果的に日本代表が決勝まで行ったから、TBSも万々歳だが、
もしも途中で負けていたら大変なことになっていただろう。ギャンブルに勝ったテレビ局と
違って、どういうケースになろうと、MLBにはテレビマネーがガッポリ入るのだから、笑いが
止まらない」
【OP戦程度の認識】
日本でのWBC狂騒曲はMLBを潤すだけの結果になっているのだ。WBCを新たな経営上の
国際的な戦略の一環としているMLBの狙い通りの成果といえる。一方、WBCをオープン戦
並みのとらえ方しかしていないから、主力選手を出さないメジャーの球団側は、早く終わって
よかった程度の認識しかない。左足首ねんざを理由に途中でWBC米国代表から戦線離脱
したレッドソックスのユーキリスなど、早々とチームへの復帰の動きを見せているという。
WBCに対してオープン戦程度の意識しかなければ、日本代表に負けてもメジャー各球団
首脳は深刻に受け止めることはないだろう。「ジャパンマネーを当てにしていて、どうやっても
主催のMLBと大リーグ選手会だけが儲かる仕組みなのだから、本当はWBCなどやめて
しまえばいい」と日本の球界関係者がいうのも、当然の理由があるのだ。が、日本での異様
な盛り上がりから、日本プロ野球組織(NPB)がファンを無視して出場辞退できないことを、
MLBサイドは百も承知している。日本側の足元を見ているのだ。
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