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◇夢の実現、頑張って--座間・栗原高
県立高校の再編統合で来月には校名が消える栗原高校(多田野昌弘校長、座間市栗原)で19日、学校の歴史に幕を閉じる
「完校式」があった。卒業生で北京五輪女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」で活躍した大野忍選手(19期)、
宇津木瑠美選手(24期)が招かれ、在学時代の思い出を語り後輩たちにエールを送った。
式典で多田野校長は「4年前に再編統合を聞いて驚いた。栗原の教育を完成に近づけ、この完校式を迎えたいと心に決めた」
と振り返った。「母校やかつての職場が消える寂しさはあるが、前向きにとらえたい。栗原高校が地域の心温まる理解で
成長してきたことを感謝します」とあいさつした。
大野選手は「授業は大嫌いでまじめに受けることはなかった」と後輩たちを笑わせて会場の雰囲気を和らげた後、
「私の夢は五輪出場でかなえられた。みなさんも何か夢の実現に向かって頑張ってください」と励ました。
同校は1981年4月、当時の県立高100校新設計画で65番目の高校として誕生。
今月1日に最後の卒業生160人を送り出し、28年間で7614人が巣立った。来月1日、市内の県立ひばりが丘高校と
統合された総合学科高校「県立座間総合高校」に生まれ変わる。
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