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●エコヒイキ人選のツケ
「アジア1位でアメリカへ行く」との原監督の決意もむなしく、韓国に負けて2位通過となった
日本代表。その中でまったくと言っていいほど働かなかったのが、巨人から選出された5人だ。
投手では中継ぎのスペシャリストのはずの山口が2試合に登板したが、打者3人に対して
安打と四球で役割を果たせず、内海にいたっては登板なし。小笠原は3試合に出場したが、
11打数でわずか1安打(1打点)。阿部は代打で1打席と守備で1イニングだけ。亀井も起用は代走だけ。
ほとんど何の役にも立っていない。
しかし、その選出過程を振り返ればそれも当然だろう。「代走や守備固めに使える」などと
原監督が選んだ亀井は、過去一度も規定打席にすら達していない打者。完全な原監督のエコヒイキだ。
内海や山口も、同じ左腕で経験豊富な和田を落としてまで残す投手だったのか。
ダルビッシュや杉内が2試合も登板しているのに、一度も投げない内海はそれだけ信頼されていない証拠。
山口も力不足を露呈した。
阿部も右肩の具合が万全ではない。原監督の「コンディション重視」の選考方針からいえば、
落選してしかるべきだ。調子の出ない小笠原はともかく、残る4人は現状では代表レベルに
達していないといっても過言ではあるまい。
「山口の投球を見ると、国際試合の重圧に負けている気がする。古い話ですが、
私も昭和32年にアメリカのデトロイトでの世界選手権に日本代表に選ばれ、登板した。
バックネット裏の大きなスコアボードに気がつかないほど緊張して、制球が定まらなかった。
岩田の乱調も同じ理由。内海、小松が出番がないのも、初の国際試合で大事な場面で投げさせることに
首脳陣が不安を持っているからでしょう」(評論家・堀本律雄氏)
となれば戦力が拮抗(きっこう)する相手と戦う2次ラウンド以降は内海にしろ、
山口にしろますます起用が難しくなるし、アテにできなくなる。
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