09/03/13 10:34:32 0
球界では昔から「バカ勝ち、競り負けは弱いチームの典型」といわれる。派手な勝ち方をする
一方で、僅差(きんさ)の試合を落とすのは力のないチームということだ。
その象徴がWBC1次ラウンドの日本代表だ。
原監督は「14点の後にまあ0点と、これが野球であると。相手投手にいいところに
投げられたらなかなか打てない。しかし、投手は非常に頑張った。試合後にロッカー
(ルームでの選手)を見る限り、今日の負けはチームの団結力を強めると思う」と語っていたが、
評論家の堀本律雄氏は、「日本は、1点勝負をいかにモノにするかに課題を残した」と言ってこう続ける。
「打線は、先発の奉重根に対して狙い球を絞りきれず、凡打を重ねた。原采配も大胆さに欠けた。
0―1の八回に1死からイチローが安打で出塁し、打席に中島を迎えた場面。投手が左の
柳賢振から右の林昌勇に代わったというタイミングでもあり、イチローの単独盗塁も面白いと思った。
中島は打撃好調で小技も利く。ヒットエンドランやバスターエンドランで同点、逆転の好機を
つくるという手もあった。が、原監督は初球から中島に送りバントをさせ、手堅く二塁に走者を送ったのは
消極的だった」
スポーツライターの松下茂典氏も「八回からダルビッシュを救援で使った点」を疑問視する。
「韓国とは2次ラウンド以降も対戦する可能性がある。ダルビッシュを使って手の内を
さらすことはない。1位通過するためということかも知れないが、田中や涌井などの
救援陣を起用すればいい。そのために代表に選んでいるのではないか」
原監督は巨人でもそうだが、勝っている試合で勢いに乗っていると、こちらが
「えっ!?」と思うような、大胆な采配をすることがあるが、劣勢になると途端に消極的になる。
場当たり的というか、采配に一貫性がない。
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