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掛布氏、読売テレビと契約解除
阪神タイガースの元4番打者で、野球解説者の掛布雅之氏(53)と、
読売テレビ(大阪)との契約が解除されたことが12日、分かった。同局が明らかにした。
キー局の日本テレビ(東京)も「今年の(掛布氏の)出演予定はありません」とし、
昨年、税金滞納で自宅を一時差し押さえられる騒ぎがあった元ミスタータイガースにとって、大きな痛手となりそうだ。
読売テレビはこの日、「掛布さんとは1月1日付で今季の契約を更新しましたが、その後の話し合いで、
双方の合意のもと、契約を解除いたしました」(スポーツ局)と明らかにした。
日本テレビも「契約内容についてはお答えできません」としながらも、
掛布氏について「今年の出演予定はありません」(総合広報)とした。
掛布氏は88年に現役を引退し、翌89年から日本テレビ、読売テレビのナイター中継の顔として活躍してきた。
選手を「くん」付けで呼び、「ひじょうにこう~」「~ですね、ええ」といった名調子は、
松村邦洋(41)ら多くの芸人に物まねされ、ファンの間にも浸透している。
しかし、日テレ系の看板だったプロ野球中継は視聴率低下で試合数が年々減り、
昨季は36試合(巨人主催24、阪神主催12)だけ。
今季はさらに減って33(巨人主催18、阪神主催15)になる。
番組制作費も削減を余儀なくされており、日本テレビで推定年間4000万円、
読売テレビは同800万円といわれる高額なギャラも影響したとみられる。
掛布氏は昨年11月、固定資産税や住民税の滞納で大阪府豊中市の地上4階、地下1階の豪邸を差し押さえられた。
その後「滞納は事務所の不手際」として全額納付し、差し押さえは解除されたが、経済状態が懸念されている。
この日、掛布氏は自宅前でサンケイスポーツの取材に応じ、読売テレビとの契約が解除となったことを認めた。
解除の理由などについては「昨年からの報道では、ご迷惑をおかけしました。
これから頑張ってやっていかないといけませんので…」と話すにとどめ、
解説者としての今後の仕事については、「新聞社との契約は続いていますのでね。頑張りますよ」と話した。
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