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雪も味方にJ1山形がホーム開幕戦(14日=対名古屋)も白星を勝ち取る!
山形の小林伸二監督(48)が11日、突然の降雪の影響で練習メニューを大
幅変更したことに不安をもらす一方で、悪天候を「ホームの利」と前向きにとら
えた。個人能力の高い選手が多い名古屋に、寒さなど少しでも不利な条件と
なれば開幕2連勝もゲットできる-。昨季3位のチームを、試合後も震え上が
らせるつもりだ。
大雪の中での練習後、寒さで顔を真っ赤にした指揮官が、苦笑いで弱音を
吐いた。「まいったね~。ちょっと(調整の予定が)狂いました」。この日は戦術
トレーニング、試合形式の練習を行う予定だった。だが午前9時すぎからの
大雪で練習場の一部しか除雪できず、当初予定していた午後の練習も中止
した。
約5センチの積雪があるグラウンドで、ボールを蹴ることができない。それ
でも戦術練習をさせたい指揮官は、ハンドボールのように手でパス交換させ
相手の守備を崩す動きを、普段の練習同様に熱く指導した。ピッチを走り回っ
たFW長谷川は「ほぼイメージトレーニングでした」と雪を恨むしかなかった。
調整に不安を持つ小林監督だが、持ち前のプラス思考で名古屋戦をにら
んだ。「(天候の)条件が悪いのは、ウチにプラス」。選手個々の技術を比べ
れば、相手が断然上だ。それでもFW玉田らの名前を挙げ「速さのある選
手が多いけど、寒いと足が動かない」と、武器となるスピードが生かされな
いと読む。同様にパスワークも、だ。
一方、自チームについてはピッチ状況が悪くても、去年までのカウンター
攻撃に切りかえられる自信がある。準備も万端で「全員のストッキングを
用意して防寒対策をするし、勝てるんじゃないかな。でも強いよなぁ」とニ
ンマリ。また今日12日の練習場も、宮城県内に確保済みだ。
折しも秋春制移行問題が再燃する中、降雪を指をくわえて見ているわ
けにはいかない。ホーム開幕戦で2連勝を飾り、地元ファンに雪をも溶
かすホットな話題を提供する。
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