09/03/12 00:56:39 0
現在は指導者の基礎を猛勉強中のようで、自身のブログ(URLリンク(sports.nifty.com))の
3月10日付エントリーでは「読書、読書、勉強、勉強の毎日で、少し目が疲れ気味です」としている。
こうして指導者とはどうあるべきかを模索中の桑田氏が、同エントリーで日本の野球指導者への
苦言も呈した。ボーイズリーグ、麻生ジャイアンツの会長を務める同氏は、現場で多くの
「あまりにもひどすぎる」指導者を見てきた模様。その苦言は試合での起用法や選手への接し方、
練習方法などに及んでおり、こうした指導者へ向けて「そろそろ『気が付いて』もらいたい」と
呼びかけている。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国戦の解説を務めた桑田氏は、
同大会で投手の投球数が70球に制限されていることに注目。プロの投手に制限を
与えているにもかかわらず、大学生以下の選手に100~200球を投げさせている
指導者がいることについて「とても恐ろしいこと」「勝利至上主義以外、何物でもないよね」とした。
また、選手を怒鳴り散らしたり、タバコを吸いながらミーティングをしたり、
昼食にアルコールを飲んで練習をしたりする指導者も少なくないようで、こうした指導者に対して
「怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね」
「自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ」と一刀両断している。
さらに練習方法についても、投げ込みや打ち込み、走り込みなどをすべて「迷信」と断言。
疲労を蓄積するだけの練習方法をやめ、「効率的、合理的な練習メニューを考え、
短時間集中型の練習をして、残りの時間を勉強や遊びに充てるべき」とした。
競技が異なるものの、スペインの少年サッカー指導者の免許を持つサッカー専門誌
「フットボリスタ」編集長、木村浩嗣氏も、指導者勉強会で「技術や体力に特化した
反復練習自体が不要」との結論を得たという。どの競技でも指導者がこうした勉強会に
参加すること、独学でもスポーツ科学などを学ぶことが、桑田氏の言う「気付く」ことに
つながるのは間違いないだろう。
URLリンク(narinari.com)