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まだ間に合う! 各旅行会社のWBC観戦ツアーに、まだまだ残席があることが9日、
分かった。東京ラウンドの日本戦チケットは即日ソールドアウトで、テレビ中継も
瞬間最高視聴率46・3%(7日・韓国戦)を記録。国民的行事と化している中での
意外な「不人気」ぶりだが、背景には「WBC」の文字を使用するライセンス契約が
高額だったことなどがあるという。
いよいよ舞台は米国での第2ラウンドへ。ますます注目が高まっているはずのWBCの
観戦ツアーのチケットが、なぜか売れ残っていた。
最大の要因は、旅行各社のツアー名にそのまま表れている。「3月世界野球選手権
準決勝・決勝」(HIS)、「世界野球大会決勝リーグを応援しに行こう」(日本旅行)と、
いずれも「WBC」の3文字は除外されている。
各社によると、WBC側とのライセンス契約が高額のため、使用を見合わさざるを
得なかったという。ツアーのタイトルに「WBC」と大会名をうたえないことが、一般への
認知度が高まらない足かせとなっているようだ。
2006年のドイツW杯で一躍、流行語にもなった「弾丸ツアー」を登録商標として持ち、
スポーツイベントの観戦ツアーに積極的だった最大手JTBは、今回のWBCに関しては
ツアーを組むことを見送った。広報担当者は「我々もチャンスだとは思っていたのですが、
このご時世(100年に一度の不況)でもありますし、リスクを考慮すると契約条件が
厳しかった部分はあります」と切ない胸の内を明かしている。さらに、第1、2ラウンドが
終了しないとカードが決まらないなどの不確定要素もあったため、ドル箱のイベントを
見送る異常事態となった。
(つづく)
ソース
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