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トロント・ブルージェイズのロイ・ハラデイは、昨季20勝11敗・防御率2.78を記録しア・リーグのサイ・
ヤング賞投票で2位に入る活躍を見せていたが、現在開催中の第2回ワールド・ベースボール・クラシック
(WBC) のアメリカ代表入りは辞退している。現在ブルージェイズで調整に励むハラデイは、WBCの
テレビ観戦をいち野球ファンとして楽しんでいるようだ。MLB.comが伝えた。
昨シーズン終了後、アメリカ代表チームのデービー・ジョンソン監督からハラデイの代理人に代表入りの
オファーが複数回来ていたという。しかしハラデイはWBC出場を丁寧に断る。理由はシンプルだった。
シーズン開幕前の3月が大会開催期間であるため、故障のリスクを冒せなかったからだ。調整の
ルーティーンを重要視するハラデイにとってこれは「死活問題」であるとも言える。
ただし、WBCという国際大会の試みそれ自体には興味を持っているようで、フロリダ州ダニーデンにある
ブルージェイズのキャンプ施設で、ハラデイはWBCのテレビ観戦を楽しんでいた。「観るのは楽しみだ。
自分の調整を変えてまで出場する必要性は感じないけど、いち野球ファンとして観戦するのならおもしろい」
と語る。ブルージェイズの本拠地球場ロジャース･センターでアメリカ代表は一次リーグを戦っているが、
もしハラデイが代表入りしていればカナダ代表との試合に登板する可能性もあっただけに、カナダ代表は
ハラデイに欠場を感謝する手紙を送ることを検討すべきかもしれない、と記事では述べられている。
「もしWBCの開催期間がシーズン開幕前でなかったら出場するか？」との問いに、ハラデイは「わからない。
冬場の休みや調整の期間がWBC出場に代わるからシーズンが長引く、というのも理想的ではないな。
どのみちこれは難しい決断が必要だ。他の選手にとっては違うかもしれないが、自分にとっては理想的な
開催期間というのは存在しない」と話している。
(文：神奈川県町田市民φ ★)
ソース：Halladay fine with watching Classic
URLﾘﾝｸ(mlb.mlb.com)
ハラデイの成績はこちら：URLﾘﾝｸ(www.baseball-reference.com)