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騎乗経験の浅い若手騎手にとって最大の恩恵は1~3kgの斤量減
(勝利数が増えるごとに"返上"し100勝でゼロに)だが、
その一方でデビューから3年を経過した騎手はこの適用から外れてしまう。
先週小倉の2日間で3勝を挙げ、開催リーディングにも迫った黛もその1人。
日曜(1日)に挙げた1勝は減量が取れた直後の勝利だったが…。
「これからは(他の騎手と)同じ斤量で勝負しなければならない。
結果を出さないとダメ。
調教にも積極的に乗って、厩舎からの信頼を得られるよう頑張りたい」。
本人は気を引き締めるが、現実問題として
「騎乗馬集めにはすごく苦労している。
"(減量が)ないんだろ?"で一蹴されてしまうんです」。
結局、7、8日の開催では2場所だったこともあるが、
騎乗馬を1頭も確保できなかった。
実績のほとんどない若手騎手にとって"減量"を失うのは思いのほか厳しい。
黛ほか計7人いる"4年目世代"(※)にとって、これからが正念場だ。
3月7日発行 東スポ『今週の減量消滅』より
※田中博、千葉、的場、黛、田中克、田村、船曳の7人。
もう1人、同期の北村友は、昨年10月に100勝を挙げて減量を返上している。