09/03/06 01:47:55 0
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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男性歌手2人を擁し「大都会」などのヒット曲で知られる往年の人気ロックグループ「クリ
スタルキング」のメンバー間でトラブルが起きていることが5日、分かった。低音パートのム
ッシュ吉崎氏(60)が、グループ名の使用禁止と計1050万円の賠償を求め、高音パート
の元メンバー、田中雅之氏(57)を東京地裁に提訴、吉崎氏の代理人は「グループ名を使用
しないよう抗議してきたが、受け入れてもらえなかった」と話している。
吉崎氏は訴状で、吉崎氏の会社がグループ名を商標登録し、結成当初からの唯一のメンバー
であることから「クリスタルキング=吉崎だ」と主張。グループを脱退した田中氏が、出演し
たテレビ番組やコンサートのポスターなどでグループ名を掲げているほか、テレビなどで「解
散した」などと述べたことが、商標権侵害や不正競争防止法で禁じられる「虚偽事実の告知・
流布」にあたり、損害を受けたとしている。
一方、田中氏側は、5日にあった第1回口頭弁論で全面的に争う姿勢を示した。田中氏の代
理人は「グループ名は過去の経歴としてあげているだけ。クリスタルキングを名乗っているわ
けではなく、侵害はしていない」と反論している。
クリスタルキングは昭和54年にデビュー。「大都会」は100万枚以上を売り上げ、NH
Kの紅白歌合戦にも出場した。吉崎氏の低音と田中氏の高音の2人の歌手によるハーモニーが
人気を博したが、田中氏が61年に脱退。その後、一時復帰したが再び脱退した。