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岡田ジャパンが侍ジャパンに学ぶ。日本サッカー協会の関係者が5日に東京ドームで
行われるWBC東京ラウンドの開幕戦、日本―中国を視察することになった。
世界中から集まるメディア、ファンにどのように対応をするかを調査するのが目的だが、
練習に4万人の観客を集め、練習試合で視聴率20%を記録する侍ジャパン。
非公開練習を多発する岡田ジャパンが学ぶべきものは多そうだ。
日本の連覇がなるか注目されるWBC。宮崎キャンプには4万人を超えるファンが
集まるなど、その注目度は高い。東京ラウンドには世界各国から300人を超える
メディアが押し寄せる。今回の視察は、日本協会が「(02年の)W杯日韓大会のときに似ている。
どのようにして対応しているのか見てみたい」と日本野球機構(NPB)に要請して実現した。
地域に根ざしたクラブづくりを進めるJリーグの理念を学ぶため、
以前はプロ野球の球団がJクラブを視察することがあった。
時を経て、今度はサッカー界がプロ野球に学ぶことになった。
昨年就任した日本協会の犬飼会長がJFAアカデミー福島の
選手を相撲部屋に体験入門させたことはあったが、協会関係者が直々に
他競技の視察に出向くのは近年では例のないこと。
運営のノウハウを学ぶだけでなく、プロ野球ではどのようなファンサービスが
行われているかも調査したい意向だ。
「いろいろな情報を発信してファンに伝えるのはいいこと」という犬飼会長は1日、
岡田ジャパンの非公開練習についても「できる限りやらないように話をする」と
あらためて明言した。競技性の違いから、野球と同様にほとんどを
オープンにするのは難しいが、今回の視察が何らかのヒントにつながれば、
日本サッカー界にとっては何よりの収穫となる。
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