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第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎監督(53)が26日、
成田空港着の大韓航空機で帰国した。オスカー獲得を受けて、次回作「釣りキチ三平」(3月20日公開)
にも世界30以上の国と地域から配給のオファーが殺到していることが判明。“世界のTAKITA”を
あらためて証明した形だ。
オスカーの“釣果”は、次回作の「釣りキチ」にも表れた。巨匠に対する注目度は日に日に増している。
配給の東映によると、アカデミー賞授賞式前からすでに数カ国から海外配給の打診はあったが、
外国語映画賞を受賞した23日以降、同社国際部にオファーの電話が殺到。矢口高雄氏(69)の
原作漫画が出版されている韓国、台湾などのアジア圏をはじめ、アニメ版が放送されたイタリア、
フランスなどの欧州各国が名乗りを上げた。さらに、過去に実写映画化を企画したこともあるハリウッド
がある米国も加わり、この日までに計30カ国以上がラブコールを送った。東映は今後、各国の配給会社
と交渉を重ねて世界配給に向けて乗り出す構えだ。
「おくりびと」は26日現在、韓国、香港、米国など計38カ国での配給が決定。さらに50件以上のオファー
を受けており、配給の松竹は最終的には100カ国での公開を目指しているが、東映も5月に南仏で開かれる
第62回カンヌ国際映画祭のマーケットで「釣りキチ」をお披露目しプロモーションを展開。「おくりびと」と
同等の世界配給を目標にしている。
>>2以降に続きます
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成田空港に笑顔で凱旋した滝田洋二郎監督。オスカー像は千多枝夫人の持つキャスターバックの中に
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