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3月5日に開幕する第2回WBCに出場する全16チームの最終メンバーが24日(日本時間25日)、
発表された。28人までを登録することができ、連覇を狙う日本は22日までの合宿で既に絞り込ま
れている。大リーグは30球団すべてから選手が出場し、世界一を決める野球界のビッグ
イベントは、開催に向けて秒読み段階に入った。
日本が連覇する可能性は大いにありだ。各国主力投手には出場辞退が目立ち、米国はハラデー
(Bジェイズ)、サバシア(ヤンキース)、ベネズエラは最強左腕サンタナ(メッツ)、カナダはデンプスター
(カブス)ら、大リーグを代表する先発投手が早い段階で出場辞退を表明した。
それでも、米国とドミニカ共和国は層が厚い。2次リーグで敗退した前回の雪辱を期す米国はジーター
(ヤンキース)を筆頭にペドロイア(Rソックス)、C・ジョーンズ(ブレーブス)、ロリンズ(フィリーズ)の
シーズンMVP経験者が並び、勝負強いユーキリス(Rソックス)、俊足のグランダーソン(タイガース)、
サイズモア(インディアンス)も控える。投手陣は2年前にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したピービ
(パドレス)、8年連続2ケタ勝利のオズワルト(アストロズ)の先発右腕のほか、ネーサン(ツインズ)ら
救援陣のバランスも取れ、接戦は強そうだ。
前回4強のドミニカは、強力打線から昨季ナ・リーグMVPのプホルス(カージナルス)が保険の適用問題
を理由に外れたのが痛い。それでも、前回の米国代表で、今回は両親の祖国から出場するA・ロドリゲス
(ヤンキース)や、大砲オルティス(レッドソックス)、テハダ(アストロズ)らの強打者が並ぶ布陣。故障明け
となる通算214勝のP・マルティネス(前メッツ)は、WBCでアピールして大リーグ球団との有利な契約を
狙っている。
前回準優勝で、2次ラウンドで日本と対戦する可能性があるキューバは、国際舞台で実績のあるセペダ、
デスパイネらを選出。ただ、亡命者が相次ぎ、前回に比べると小粒な感は否めない。ただ、国際大会の
経験はピカイチだけに、侮れない存在となるのは確かだ。
中日スポーツ:
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