09/02/16 22:12:33 0
>>1の続き
--北京で金メダルを獲得した韓国は「1つの目標に向かっていた」など、
日本との差も指摘された
「韓国は徴兵制が免除されるとか、キューバは国会議員になれたり。日本は何もない
じゃないかと言うけど、それが日本のいいところ。何もないからこその美徳というか。
人のため、国のため、自分のために頑張る。みんなそういう気持ちで戦ってほしい」
--北京ではそういう面が足りなかった?
「結局、北京で負けたのは…。よくチームがバラバラだとか言われたのは完全に
オレの責任。五輪のことで宮本と名前を出して頂けるのはうれしいけど、負けたときの
キャプテンですから。みんなに託すわけではないし、WBCは北京のリベンジの場では
ないけど、頑張ってほしいし、日本対韓国になれば、勝ってほしいと思う」
--アテネ五輪では違った?
「初めてオールプロでいった代表。みんな追いつめられていった状況でやっただけに、
今でも自分の中で残っている。結果負けた(銅メダル)けど。力を合わせて負けた時に
ヘコんで、“(日本に)帰れるかな、どうする? 3位決定戦があるから、とにかく勝って
帰ろう。それがプロでしょ”というのが自然と沸き上がった」
今でも1年に1度の長嶋ジャパンのイベントで、日本代表のメンバーと会えるのは
楽しみという宮本。「今回のWBCも戦った後に、何かが残る大会になってほしい」
とエールを送る。
■みやもと・しんや 1970(昭和45)年11月5日、大阪府生まれ、38歳。PL学園高、
同志社大、プリンスホテルを経て、94年ドラフト2位でヤクルト入団。
2004年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪に出場し、五輪では主将を務めた。
05年からは労組日本プロ野球選手会会長としてグラウンド外でも活躍。通算打率.282、
1565安打、48本塁打。遊撃手部門でゴールデングラブ6回。09年からコーチ兼任。
<了>