09/02/16 10:30:54 0
広告収入が激減して青息吐息の民放を尻目に、NHKだけは絶好調が続いている。
08年の事業収入は6500億円を超えそうで、09年度の計画では事業収入は
6990億円を見込んでいる。
08年上半期にはゴールデン帯の平均視聴率で13.6%を記録して全局トップを達成。
年間平均でもゴールデン帯は13.0%で、トップのフジテレビ(13.3%)に肉薄する好調ぶりである。
そんなNHKと民放の“格差”がさらに広がりそうな雲行きだ。
現在、民放は制作費の大幅カットを断行している。トップのフジはやや余裕があるものの、
他局の09年度は50億~100億円程度の制作費削減を予定している。
そのシワ寄せは各局から番組制作を受注している制作会社に及び、「制作費カットが
進む4月以降には、20社以上の制作会社がつぶれるだろう」との声もある。
そんな悲惨な状況の中、NHKだけは意気軒高。
福地茂雄会長は「BSの4割はNHK本体ではなく、外の制作会社に作ってもらう」と
ある会合で発言し、NHK関連会社だけでなく民間の制作会社と協力する方針を打ち出している。
発売中の放送専門誌「GALAC」では、NHK放送総局特別主幹の関本好則氏が
「少なくともNHKの場合、レギュラーの番組に関しては従来の制作費を維持する方向です」
「経営も含めて私たちが今考えていますのは、“番組一本あたりの制作費単価は現行よりも
むしろ上げていこう”」と語っている。民放とは真逆で余裕タップリだ。
こうなれば、制作費カットで汲々(きゅうきゅう)としている制作会社がNHKになびくのは確実だ。
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