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「テレビがつまらなくなった」と言う意見をよく聞くことがありますが、何ででしょうか?確かに
僕も思春期の頃より一生懸命テレビを見ることが減ったと実感しております。制作サイドには
耳が痛い話だと思いますが、制作会社のスタッフとして番組に関わっている現役ディレクター
のYさんに話を聞いてみました。
「僕はテレビをダメにした理由は2つあると思います。ひとつはインターネットをはじめ様々な
メディアが登場したことですね。たとえば、話題の番組を見逃したら、学校のクラスで話題に
ついていけない、ということってよくあったと思うんですが、話題になるような名場面はたいてい
YOUTUBEにアップされていますよね。
これなら、わざわざテレビの前にかじりつく必要もありません。また、ネットで動画を配信できる
時代になったことも大きな要因。しかも、ネットの番組は、地上波ではできない面白い試みも
たくさんできる。『江頭2:50のPPPするぞ!』とか。あと、DVDでも自由度の高い試みはできます
しね。また、制作費がそれほどかからないからさほど儲からなくても上から怒られない、などが
あると思います」
次から次へと番組制作への不満がでてきました。さらに話は続きます。
「不況で制作費が落ちて、でもCSやBSなどの番組をあわせると放送されるソフト(番組)の
数は増えているわけです。ということは、1本当たりにかける時間やお金が減っているわけです。
時間もない、お金もないではいい番組なんて作れないですよね」
うーん、このサイトは転職希望者向けのサイトなのですが、テレビの現場に転職……なんて
ことも考えていた人にはちょっと未来のない話ですね。景気も一時的には下がってもまた元に
戻ることがあるでしょうし、そんなに悲観することではないのだと思うんですが……。
「もちろん景気は水物ですが、今までテレビがすごく巨大なマスメディアだったのが、様々な
業界に分散化していく傾向は止められないでしょうね」
(>>2に続く)
ソース:アメーバニュース 2月13日 11時28分
URLリンク(news.ameba.jp)
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