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元人気ＡＶ女優倖田梨紗容疑者（２３＝本名菊地有紗）が、関東信越厚生局
麻薬取締部に覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで再び逮捕されていたことが
分かった。同容疑者は昨年１２月３日、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反
の罪で懲役１年６月、執行猶予３年の有罪判決を受けたばかり。交際していた
元プロテニス選手（２７＝大麻取締法違反の罪で執行猶予判決）のために大麻
を購入したなどしたとして話題になった。判決からわずか約２カ月での“スピード”
逮捕で、著名人に広がる薬物汚染の深刻さが浮き彫りとなった。
関係者によると倖田容疑者は９日、尿の検査で覚せい剤反応が出たことなど
から、同法違反容疑で麻薬取締部に逮捕された。容疑を認めているという。
薬物事件にかかわった知人の証言などから、同容疑者が再び薬物に手を出して
いるとの疑惑が浮上。捜査対象となった末の逮捕とみられる。
倖田容疑者は昨年１０月、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反容疑で逮捕。
同１２月の判決後は、都内の実家などに住み、無職状態だったとみられる。当時、
同容疑者の逮捕をきっかけに、この元プロテニス選手の名も浮上し、同選手も
１１月、大麻取締法違反容疑で逮捕。テニス界が衝撃に揺れる事態となった。
公判では、倖田容疑者は０７年８月ごろから覚せい剤に手を染め、月１回程度の
頻度で使用していたことが判明。ＡＶ女優の仕事を辞めた空虚感や、祖父を亡くし、
恋人と別れた寂しさから精神的に不安定になり薬物を始めたと明かし、反省した
様子で涙ながらに「薬物仲間」との絶縁を誓っていた。
倖田容疑者は０５年にＡＶデビュー。昨年２月にＡＶ女優を引退し、その後、東京・
六本木のキャバクラで働いたり、時折タレント活動をしたこともあった。
ソース：日刊スポーツ［2009年2月14日9時8分 紙面から］
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