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▽締めはナイスゲーム
【アンタルヤ(トルコ)13日菊本孟】Jリーグ1部(J1)広島はトルコキャンプ12日目の12日午後(日本時間13日)、
アンタルヤでリテックス・ロベチ(ブルガリア1部)とキャンプ最終戦となる練習試合を行い1―0で競り勝った。
主力組で臨んだ一戦は試合開始から押し込まれた。だが、最初の好機の前半11分、ロングボールに抜け出した
MF高萩洋次郎が左足で冷静に決めた。後半も攻め込まれたがDF盛田剛平ら守備陣が踏ん張り逃げ切った。
13日午前、筋力トレーニングなどの練習で1次キャンプを終了。チームは同日夕、アンタルヤを出発。
イスタンブール経由で日本時間14日夕に関西空港に到着する予定。
▽ミスから失点、課題
内容のある試合でキャンプを締めくくった。再三のピンチにも体を投げ出し、守り切って無失点。劣勢の中でも、
ワンチャンスをものにする決定力も見せた。「最後のところでしっかり守れたし、フィジカルに差のある相手を
かわしながらプレーできた」と先制点を決めたMF高萩は力を込めた。
「トップもサテライトも同じサッカーができるようになった」とFW佐藤寿人。右ストッパーにはMF横竹翔が先発した。
途中出場したFW清水航平は後半41分にPKを奪うなど相手DFを揺さぶった。昨季主力ではなかった顔ぶれが
台頭し始めた。
課題もある。「ミスがらみでの失点を無くしていかないといけない」と佐藤寿。ここまでの11試合では、
立ち上がりが悪く、開始直後や得点直後にミスから失点するケースが目立つ。若いチームだけにミスがミスを呼ぶ
悪循環にもなりかねない。ペトロビッチ監督は練習で「ミスを恐れずにもっと自信を持ってプレーしなさい」と
大声を張り上げていた。
キャンプ3日目のハイデュク・スプリト(クロアチア1部)戦で0―8の大敗。しかし試合を重ねるにつれ、
チームのコンディションも上がっている。「もっとボールを動かして、運動量を上げていきたい」と佐藤寿。
確かな自信をつかんで、宮崎キャンプでの総仕上げに移る。
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リテックス・ロベチ戦の前半11分、高萩が左足で決め、先制
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