09/02/14 07:57:21 0
ヤクルトの育成ドラフト2位、塚本浩二投手(27)=四国・九州アイランドリーグ香川=が沖縄・浦添キャンプの13日、
紅白戦で衝撃デビューを飾った。
神戸大卒の頭脳派サブマリンは、最速120キロの“遅球”を武器に2回1安打無失点。
次戦は19日の韓国・サムスンとの練習試合(浦添)に決まり、1軍の試合出場に可能な支配下登録へ大きく前進した。
背番号『113』が衝撃デビューだ。最速で120キロ、最遅で88キロの“遅球”に相手打者のバットが空を切る。
育成ドラフト2位の塚本が2回を1安打無失点に抑えた。
「ホッとしました。だいたい狙ったところには投げられた。首の皮一枚つながりましたね」
地面すれすれの下手投げから繰り出すスライダー、シンカーを武器に3奪三振。
視察した巨人・杉山スコアラーも「セ・リーグにはいないタイプ。打者は戸惑う」と何度もペンを走らせた。
異色の頭脳派サブマリンだ。国立の名門・神戸大卒として初のプロ野球選手。
大学では発達科学部(前身は教育学部)で食育を学び、家庭科の教員免許も持っているが、
四国・九州アイランドリーグ時代は塾講師、うどん店のアルバイトを続けて生活を支えていた。
キャンプでは「会ったことはないけど、勝手に師匠と思っている」という、同じサブマリンの最速135キロ、ロッテ・渡辺俊介
の連続写真を入手しフォームを徹底解剖。「左肩の開きを遅くしたい」と連日ブルペンで投げ込んでいる。
初登板で結果を出し、次戦は19日の韓国・サムスンとの練習試合(浦添)に決まった。
1軍の試合に出るためには支配下選手になるハードルがあるが、高田監督は「1軍キャンプに帯同させているわけだし、
今のところは(支配下登録する)可能性大。今後の試合で見極めたい」と期待を寄せている。
「ボクは実戦で結果を残し続けるしかない。遅い球を極めたいです」。遅咲きの27歳が、日本一遅い球で燕の秘密兵器になる。
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