09/02/13 23:38:22 0
(続き)
―みひろさんのクールな演技はいかがでしたか?
みひろ 心境がわかるから、演じやすかった。映画の中で「AV女優だから
ヤラせてくれるんじゃないか」とか言われたりするシーンがあるんですが、
私も言われたことがあるから、わかる。脚本を読んで、自分のことを書かれてるようでしたね。
入江 まあ、実際に「アテ書き」(※役者のイメージに合わせた 役を作ること)しましたから(笑)。
完成した作品を見た人は、予想以上にみひろちゃんを褒(ほ)めてくれてますね。
今までの彼女にはない表情が見られるのではと思います!
―みひろさんは今後、演じてみたい役はありますか?
みひろ 今回クールな役をやったので、今度は『ビー・バップ・ハイスクール』
(きうちかずひろの漫画)の女版みたいな作品に出たいです。ドロドロした女の友情って、
おもしろそうだなあ。ヤンキーみたいな悪い役がやりたい!
―ヤンキーですか! 監督はヤンキー映画を撮る予定はないんですか?
入江 考えてなかったけど……ちょっと検討します(笑)。
みひろ 憧れるんですよ、女のアツい世界に。殴ったり殴られたりとか(笑)。
―みひろさんは「MouRa」で小説家デビューを果たしましたが、
その中でも女の友情をテーマに書かれていますね。
みひろ はい、小説は納得のいくところまで書いて、多くの人に読んでもらいたい。
楽しみにしててくださいね!
―それでは最後に、この映画はどういう人に見てもらいたいですか?
みひろ 同じ業界の女の子に観てほしいですね。軽い気持ちで止める子が多いから、
諦めないで目標を持つ大切さを感じてほしいです!
入江 地方から東京に出て来て頑張っている人に観てほしいですね、夢を一回諦めたような
人に見てもらって、何かを感じてもらえたら。若いやつは勝手に頑張るから(笑)、
何度か挫折を経験したことのある年上の方々にぜひ観てほしいと思います。
(終わり)