09/02/09 12:02:53 zhmO95VR0
55分。プロ野球史上、最も短かった試合の時間である。1946年7月26日の阪神―パシフィック戦だが、
当時としては特別なことではなかった。1リーグ時代、1時間を切った試合は実に12試合もあった。
2リーグ制となった50年、セ・リーグの平均試合時間は1時間44分、パ・リーグが1時間45分。
それが今年は、セが3時間18分、パが3時間19分(7月20日現在)まで延びている。
「試合時間短縮」が球界の課題となって久しい。コミッショナー事務局の丸山博野球規則委員は、
セ・リーグの球審を務めるようになった60年代前半、2時間30分を超えると、
先輩審判から「ストライクゾーンが狭いからだ」と怒られたという。当時の平均は2時間20分台。
70年代に2時間30~40分になり、80年代には3時間を超えた。
今季、米大リーグの平均試合時間は2時間45分(7月17日現在)。
日米両国の野球を知るロッテのバレンタイン監督は力説する。
「日本だってその気になれば30分は縮められるはず。きちんとした大義名分が必要だけどね。
それはただ一つ、ファンが望んでいるということだ」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)