09/02/05 09:18:05 0
昨年11月に産声を上げた女子総合格闘技「ジュエルス」の第2回大会が4日、
東京・新宿FACEで行なわれた。
第1回大会に続きメーンを飾ったのは、前回長野美香との“美女対決”を制した、
禅道会小金井道場の石岡沙織。今大会では女子プロレスのホープ・小林華子を
迎え撃ち、エース候補として試練のメーン2連戦に挑んだ。
これが総合デビュー戦で実力未知数の小林であったが、キックの練習も
積んでいるとのことで、開始早々キレのある右ローでオープニングヒットを奪う。
この一撃で「ムキになった」という石岡は、気の強さを前面に出し打ち合いを展開。
小林の右ロー、右フックを再三浴びる場面も見られたが全く引く構えを見せず、
自身も右ローと右ストレートを振るって応戦し、右ストレートで3度のスタンディング
ダウンを与えTKOで勝利した。
2回続けてのメーン選出には、「プレッシャーがすごくて吐きそうなんでやめて
ほしいです」と苦笑いした石岡だが、コスチュームも新調し華やかさを増すなど、
運営サイドが要求するものを実力だけでなく身につけつつある。得意分野の
打撃戦であってもディフェンスの荒さを露呈するなど、まだまだ課題は少なくないが、
目標とする「藤井惠、しなしさとこ、MIKU」ら属する女子トップグループと
「やれる実力をつけたい」と、今後のさらなる成長を誓っていた。
またこの日は休憩時間に藪下めぐみ、高橋洋子、赤野仁美といったこの日出場の
なかった選手たちによる腕相撲大会や、メーン終了後には「少し早いんですけど
もらってください」という石岡によるバレンタインのチョコレート投げも行なわれた。
平日・水曜の開催という興行的には厳しい日取りとなったが、客席もほぼ埋まり
動員面でも健闘。ジュエルスは2回目にして早くも独自の世界を築きつつあるようだ。
URLリンク(sportsnavi.yahoo.co.jp)