09/02/01 13:45:19 0
阪神の真弓明信新監督(55)の周囲がじわりと熱くなっている。手腕が問われるのはこれからだが、
甘いマスクに柔らかな語り口が、これまで野球に関心の少なかった女性ファンを引きつけている。
不況で観客動員などへの影響が心配される中、球団は「真弓効果」に期待を込める。
「男前の真弓さんのおかげ。不景気の感じがしない」。毎春、キャンプ地の沖縄と高知の
見学ツアーを募る阪神アイビートラベルの企画担当者は声を弾ませて言う。
今年のツアー希望者は昨年の約290人をすでに上回り、350人を超えた。
参加者は前年のチーム成績に影響を受ける傾向があるという。阪神は昨年、
世紀の大失速で巨人に逆転優勝を許した。また、オフに目立った選手補強もなく、
今年は参加者が減るのではと担当者も気をもんでいた。だが、昨年12月に募集を始めると、
状況は違っていた。例年のように20代の女性がグループで参加するだけでなく、
今年は40歳前後の女性からの問い合わせが急増。
担当者は「85年の日本一に貢献した真弓さんの現役時代から応援している女性ファンが多いのでは」とみる。
すでに募集を終えたファンクラブの会員数にも「真弓効果」が出ている。新規会員は2万4千人を超え、
会員数は1月中旬時点で昨年を2.5%上回る15万3398人を数えた。ここでも年配の女性からの問い合わせが多く、
2月にも追加募集する方針だ。
イケメン監督の人気に、親会社の阪神電鉄も黙っていない。3月20日に開通する阪神なんば線の
イメージキャラクターに、真弓監督を起用。主要駅にポスターを掲げ、大々的にPR攻勢をかける。
阪神を応援する男女の割合は、2対1で男性ファンが圧倒的に多いという。球団の松井健一営業
部次長は「今年は監督効果で女性の観客が増えるかも知れないので、女性へのファンサービスに
力を入れていきたい」と話している。
URLリンク(www.asahi.com)
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